S6使用構築 【最高・最終2108】 ~ブラッキーマンダ SM・The*Final~
皆さんお久しぶりです、クゥリと申します。
今回はSM最後の環境であるS6でレート2100越えを達成することができたので、使用していた構築の紹介をさせて頂きます。
なんと今回の使用構築は
『7世代のポケモンを採用しない』
『Z技持ちのポケモンもいない』
『3匹に半分回復木の実を持たせている』
と中々特徴的なものになっていると思います。
それでは、構築紹介です。
ブラッキー@残飯
図太い:シンクロ
実数値:201(244)-×-178(252)-×-150-87(12)
・イカサマ
・守る
・欠伸
・願い事
いつも通りの解説ですが、私の嫁ポケモンであり、相棒枠です。
今回もブラッキーマンダを軸として組み始めましたが、後述のガブリアスにステロ要員を任せた為、ガブ+ブラッキー+マンダと選出してしまうとどうしてもフェアリーやめざ氷持ちの特殊アタッカーが重くなってしまうので、ガブとブラッキーを両選出してステロ+欠伸ループの戦法を取ることは思ったよりも少なかったです。
基本的には対面寄りの構築や攻め寄りのサイクル構築、後述するナットレイが受けとして選出が出来ない相手の時によく選出をする形になりました。
その為、普段の私の構築に比べるとブラッキーを選出する機会が少なくなってしまったのが残念です。
USMでも私の相棒として一緒に頑張っていきたいと思います!
選出率 3位
メガボーマンダ@ボーマンダナイト
慎重:威嚇→スカイスキン
実数値:197(212)-165-150-×-152(228)-149(68)
・恩返し
・地震
・竜の舞
・羽休め
いつも使ってるHDマンダで特筆することはないですが、ガブがいて同じドラゴンタイプ+地面技持ちとして役割が被り気味になるにも関わらず、サブウェポンに地震を採用した理由は、後述するガブだけでは火力が足らないので、ガブで地震を鋼や電気に打ったとしてもマンダの恩返し圏内に入れる事が出来ず、耐えられて返り討ちに会う事が多かったからです。
また、構築全体でガルドやグロスやヒードラン等、地震が通るポケモンを呼びやすかった為、それ等のポケモンで止まらないように採用しました。
選出率はもう1つのメガ枠であるゲンガーの方が高かったですが、それでも選出した際は十二分に仕事をしてくれました。
ブラッキー共々USMでも一緒に頑張っていきたいと思います!
選出率 5位
ガブリアス@マゴの実
陽気:鮫肌
実数値:201(140)-151(4)-117(12)-×-118(100)-169(252)
・地震
・岩石封じ
・毒々
・ステルスロック
調整意図
HB-A182リザxのドラクロ10/16耐え
A177メガガルのレンチを最高乱数以外耐え
A156ミミッキュのじゃれ+影うちを木の実無しで確定耐え
HD-C216レボルトのめざ氷確定耐え
C220デンジュモクのめざ氷最高乱数以外耐え
C182テテフのムンフォ確定耐え
C222ガルドのシャドボ2発or霊zを最高乱数以外耐え
S-最速
D>Bダウンロード調整
今回の構築のMVP。
完全な地雷調整のステロ毒起点作り兼サイクルにおけるクッションの役割を持つDSガブリアスです。
こちらのガブリアスはアーモンドさんという方から調整案を頂きました。
基本的には初手に投げて場を荒らし、回復木の実のおかげで場を荒らした後でもHPが基本的に残るため、一度引いた後でも再びサイクルに参加させる事が出来るという欲張り仕様です。
初手に投げない場合でも、火力にそこまで振っていない攻撃であれば基本的に2発(木の実が発動すれば3発以上)耐えることが出来るので、後投げからでも安定して行動させる事が可能になっています。
技構成はタイプ一致で通りの良い地震、ボルト&リザ&ガモスが構築全体で重いため岩石&ステロまでは確定で、残り1枠を毒にするか吠えるにするかの選択です。マトモなバトン対策がこの構築には存在しないので吠えるにするか非常に悩みましたが、今回は全体的に火力が足らず毒でスリップダメージを与えて削りに行く展開の方が重要だったため、毒を採用しました。
私はガブリアスを使用するのを6世代から苦手としていたのですが、この調整のガブリアスはサイクル構築を得意としている私にとって非常に使いやすく、今回の構築で一番選出していました。
耐久振りガブリアスは非常に強く、7世代では個体数が大幅に減少してしまったが、自身が600族で様々なポケモンの調整先になっているため、開拓が進めばガブリアスの復権も不可能ではないと感じました。
選出率 1位
化身ボルトロス@ウイの実
控えめ:悪戯心
実数値:181(212)-×-120(244)-160(4)-101(4)-137(44)
・10万ボルト
・めざめるパワー氷
・悪巧み
・身代わり
http://cluclupoke-perorimu.hatenablog.com/entry/2017/10/30/184242
こちらのボルトロスの調整を参考にさせて頂きました。
基本的にはこの構築で重めのテッカグヤ、グライオンに後投げして起点にして積んで行ったり、後述するゲンガーの鬼火展開と合わせて火力のない物理ポケモンを起点にしていくことが多かったです。
また受けループ相手にはゲンガーでボルトの辛いポケモンをキャッチして対処した後、ボルトで積んで詰めて行きました。
ガブリアスやナットレイと合わせて選出することが多かったので、毒入れた後に引いて身代わりでダメージを稼ぐ動きも強かったです。
今回の構築では残念ながら基本選出には組み込めませんでしたが、受けサイクル等の低火力ポケモンが多い構築が相手の場合は、ほぼ確実に選出していました。
選出率は最下位でしたが、他のポケモンとそれほど差はなく、しっかりと活躍してくれていました。
選出率 6位
ナットレイ@バンジの実
生意気:鉄の刺
実数値:181(252)-114-160(68)-×-176(188)-22(最遅)
・ジャイロボール
・宿り木の種
・毒々
・守る
いつも使っているHDベースのナットレイですが、今回はミミッキュやグロスの相手をする機会が多かったのでB方面にもある程度努力値を回しています。
構築で火力が足らないため毒、サイクルを有利に回せる宿り木、毒宿り木と非常に相性の良い守る、ミミッキュやその他のポケモンにも安定した打点となるジャイロボールで技は確定。
コケコ、レヒレ、テテフ、ミミッキュ、ポリZ等、構築単位で重いポケモンを見るために採用したので選出率は非常に高く、基本的にガブリアスを選出していたこともあり、ブラッキーよりも相性補完の優れているナットレイを選出する機会の方が多かったです。
2100チャレではジャイロボールを急所に当てて私を勝利に導いてくれた自覚のあるポケモンでした。
選出率 2位
メガゲンガー@ゲンガナイト
臆病:呪われボディ→影踏み
実数値:151(124)-×-100-207(132)-115-200(252)
・祟り目
・ヘドロ爆弾
・気合玉
・鬼火
今回は鬼火展開がこのサイクル構築には合っていると判断した為、鬼火ゲンガーを採用しました。
基本的な運用としては、初手で投げて鬼火を打ってサイクルを有利にする、技範囲が広いので場を荒らして1体~2体を持っていく、ガブと合わせて毒ステロで削ったポケモンを上から叩いて詰めていくという3パターンです。
また、ゲンガー+悪巧み身代わりボルトのシナジーがとても良く、この2体を通せる構築には非常に良い戦績を残すことが出来ました。
ゲッコウガ入りの構築に対しては初手に選出して、気合玉をよく打っていました。
終盤までは
159(188)-×-101(4)-191(4)-123(60)-200(252)
・祟り目
・ヘドロ爆弾
・鬼火
・身代わり
で使用していたのですが、構築全体でゲッコウガ、ヒードラン、ポリ2、サザンドラ、カビゴン辺りが重めだったので身代わり→気合玉に変更し、火力に振ってない弊害で、ステロ+ヘド爆でガモスリザ辺りを落とせなかったりゲンゲン対面の同速に勝っても落とせないのが辛かったので、耐久を落として火力に回しました。
この型に変更してからレートが一気に上がったので正解でした。
選出率 4位
基本選出
対面構築
ガブ+ナットorブラッキー+メガ
※ゲッコウガがいる時はゲンガー、いない時はマンダを主に選出していた
サイクル構築
ガブ+ナットorブラッキー+メガ
※相手の構築にグライやカグヤがいる時はナットorブラッキー→ボルトに変更
受けサイクル&受けループ
ゲンガー+ボルト+ナットorガブ
※ベトンやバンギ等追討ちでキャッチされる場合はガブ、いない場合はナットを選出する機会が多かった
(途中経過のものになりますので、結果が発表され次第張り替えます)
皆さん、改めてSM環境お疲れ様でした!
私事ではありますが、私は就活の関係上、それが終わるまではこれまでのようにガッツリ潜ることは出来ませんが、就活中もちょいちょいポケモンは続けていきますし、時間を見つけてレートは行う予定です。
USMでもよろしくお願い致します!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
何か質問等ありましたら Twitter @kuuri_yatsume かコメント欄までお願いします。
この構築のQRはゲームシンクができるようになりましたら作成して追記しておきます
Special Thanks
ガブリアス等の調整の相談に乗ってくれた、アーモンドさん
様々な親個体を提供してくれた、絢瀬かえでさん